男性アイドルグループ「timelesz(タイムレス)」のメンバー、猪俣周杜さん(25)が、傷害容疑での逮捕から6日後の9月25日夕方に釈放されました。
黒いスーツ姿で警視庁東京湾岸署から出てきた猪俣さんは、報道陣を前に「この度は大変申し訳ございませんでした」と述べ、約20秒間深々と頭を下げました。
ブレイク中の人気アイドルグループのメンバーによる事件だけに、世間の関心は高く、今後の芸能活動への影響も注目されています。今回は、逮捕から釈放までの経緯や、釈放のタイミング、事務所の対応についてまとめます。
逮捕から釈放までの経緯
事件が起きたのは9月18日午後10時半ごろのことでした。東京都江東区辰巳のコンビニエンスストアの駐車場にとめた車内で、猪俣さんは20代の知人女性の顔を複数回殴るなどの暴行を加え、けがを負わせたとされています。
この事件を受けて、猪俣さんは9月19日に警視庁に傷害容疑で逮捕されました。
逮捕当初、捜査関係者によると猪俣さんは容疑を否認し、口論の末にパニックになり、手が当たってしまったかもしれないという趣旨の説明をしていたということです。しかしその後、容疑を認めるに至ったとされています。
そして9月25日午後4時半ごろ、猪俣さんは東京湾岸署から釈放されました。同署の玄関前に黒いスーツとネクタイ姿で姿を見せた猪俣さんは、深々と頭を下げて謝罪した後、報道陣の問いかけには応じず、用意された車に乗り込んで署を後にしています。なお、女性との間ではすでに示談が成立しており、警視庁は任意で捜査を続ける方針だということです。
猪俣周杜さんとは
猪俣周杜さんは、オーディション番組「timelesz project -AUDITION-」を経てグループに加入したメンバーです。
timeleszは、もともと「Sexy Zone」として活動していましたが、マリウス葉さんと中島健人さんのグループ卒業を経て、2024年4月に3人体制となりました。
そのタイミングで新メンバーオーディションを実施し、約1万9000件の応募から約10カ月にわたる選考を行いました。その結果、寺西拓人さん、原嘉孝さん、橋本将生さん、猪俣周杜さん、篠塚大輝さんの5人が加入し、現在の8人体制がスタートしています。
その後は音楽番組やバラエティ番組への出演も増え、若い世代を中心に人気を集めており、猪俣さんもその中心メンバーの一人として活躍していました。今回の事件は、そうしたグループの勢いに水を差す形となったといえます。
なぜこのタイミングでの釈放だったのか
今回の釈放について、芸能関係者からは「事務所タレントとしては異例の勾留期間だった」という声が上がっています。通常であれば逮捕から10日前後で処分が決まるケースが多い中、猪俣さんの場合は逮捕から6日目での釈放となりました。
背景として大きいのは、女性との示談が成立していたという点です。刑事事件では、被害者との示談が成立すると、身柄拘束の必要性が低いと判断され、勾留期限を待たずに釈放されるケースが少なくありません。今回もこの示談成立が、比較的早いタイミングでの釈放につながったとみられます。ただし釈放されたからといって事件そのものが終わったわけではなく、警視庁は今後も任意での捜査を継続する方針です。
今後の芸能活動への影響
所属事務所のStarto Entertainmentは、猪俣さんの逮捕を受けて9月19日の時点で、猪俣さんを当面謹慎とし、活動を休止すると発表していました。釈放を受けたコメントとしては、「事態の推移を見守り、猪俣の処分を決定して公表させていただきます」としており、現時点では具体的な処分内容や活動再開の時期については明言を避けている状況です。
今後は、警視庁による任意の捜査結果や、事務所内での処分の検討状況を踏まえたうえで、グループとしての活動体制や、猪俣さん自身の芸能活動継続の可否が判断されていくとみられます。ファンやメディアの関心は高く、今後の続報にも注目が集まりそうです。
まとめ
猪俣周杜さんは、知人女性への傷害容疑で逮捕された後、示談成立を経て逮捕から6日というスピードで釈放されました。釈放時には深々と頭を下げて謝罪する姿が見られ、反省の意を示した形です。一方で、事務所側は正式な処分をまだ発表しておらず、当面は謹慎が続く見通しです。今後、警視庁の捜査状況や事務所の判断が明らかになるにつれて、猪俣さん本人はもちろん、グループ全体の活動にも影響が及ぶ可能性があります。続報が入り次第、状況を確認していく必要がありそうです。

