東京ディズニーランド&シー「飲食物持ち込み禁止」の理由と現状まとめ

ディズニーランド&シー飲食物持ち込み禁止の理由 時事・ニュース

東京ディズニーランド(TDL)と東京ディズニーシー(TDS)は、日本を代表する人気テーマパークです。

ゴールデンウイーク(GW)や長期休暇中には多くの人が訪れるため、ルールやマナーについても改めて確認しておきたいところです。

今回は、東京ディズニーリゾートが飲食物の持ち込みを禁止している理由や、海外のディズニーパークの対応、他の国内テーマパークや公共交通機関の持ち込みルールについてご紹介します。

なぜ持ち込み禁止なのか?

運営会社であるオリエンタルランドによれば、東京ディズニーランドとシーでは「非日常」の世界観を大切にしているため、施設オープン当初から飲食物の持ち込みを禁止しています

園内で来園者が持参したお弁当を広げていると、”夢と魔法の王国”や”海にまつわる伝説と物語”というテーマが崩れてしまう—–。

食べ物・飲み物の持ち込みは禁止され、外に設けられた”ピクニックエリア“で食事することが案内されています。再入園も手続きすれば可能です。

例外も存在

すべてが完全に持ち込み禁止ではありません。以下のような例外も設けられています。

  • 小さな子どもの離乳食やおやつ
  • 高齢者の介護食
  • 食物アレルギー対応食
  • 飴やガム
  • 水筒やペットボトル(缶や瓶に入った飲み物は持ち込み不可)

特にアレルギーや食事制限がある場合、園内レストランへの持ち込みが許可され、同伴者はレストランメニューを注文するルールになっています。オリエンタルランドは柔軟に対応しており、利用者にも好評です。

持ち込み禁止されている具体的な物

公式サイトなどによれば、持ち込み禁止物は以下の通りです。

  • 危険物(模倣品を含む)
  • ドローンやラジコン機等(パークで販売されているものを除きます。)
  • 酒類
  • 持参した食べ物 、カン、ビン、 (食物アレルギー等のお食事に制約のある場合を除きます。)
  • スーツケースやキャリーケース等のカート類
  • ペットや動物(アシスタンスドッグを除きます。)
  • その他、パークおよびその関連施設の営業または運営の妨げや他のゲストのご迷惑となるおそれのあるもの
  • 一脚・三脚、自分撮りスティック(小さくたたんで片手で収まるハンドサイズのものに限り、頭の高さを越えない範囲であれば、小さくたたんだ状態で片手で持っての撮影が可能)

公式サイト持ち込みのルール「よくあるご質問」に詳細が記載されています。

海外ディズニーパークの対応は?

海外のディズニーパークでは若干違いがあります。

  • ディズニーワールド(フロリダ):一般的な軽食やペットボトル飲料の持ち込みは可能。
  • ディズニーランド(カリフォルニア):弁当や飲み物など持ち込み可能。

ただし、瓶、ガラス容器やアルコールは禁止です。基本的に、日本よりは少し緩やかな印象ですが、世界観を守るためのルールはどこでも重視されています。

国内他テーマパークの持ち込みルール

  • ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ):飲食物持ち込みは禁止。ただし、アレルギー対応食や乳幼児向けのもの、水筒やペットボトル(500ml以下)はOK。
  • 富士急ハイランド:弁当などの持ち込みは可能。レストラン内やアトラクション内への持ち込みは禁止。
  • サンリオピューロランドお弁当・ファストフード類・お酒の持ち込みはできません。ベビーフードやおやつ、アレルギー対応食はOK。
  • レゴランド:ベビーフード、アレルギー対応食、カバンに入る程度の大きさ(約500ml程度のもの)の水筒またはペットボトルはOK。

テーマパークによってルールの厳しさは少しずつ異なりますが、やはり世界観維持と衛生面の観点から持ち込みを制限するケースが多いようです。

公共交通機関での持ち込み禁止例

  • 新幹線・特急列車:飲食自由。ただし、車内販売減少により、駅で買う人が増えています。
  • 地下鉄・在来線:制限は基本的にありません。周りの乗客に迷惑をかけないよう、匂いが強いものや音の出るものは避け、極力控えるのがマナー
  • 飛行機(国内線):飲み物・食べ物の持ち込み可。ただし、保安検査場通過時に液体物の制限あり(国際線はさらに厳しい)。
  • 高速バス:基本的に持ち込み自由ですが、においの強い食品やアルコールは禁止されている会社もあります。

一般の声:もっと改善してほしい点

SNSやレビューサイトでは、以下のような声も聞かれました。

  • 食事に長時間並ぶのがつらい。店舗数を増やしてほしい。
  • フードの価格が高め。もう少しリーズナブルにしてほしい。
  • 席が取れず、購入したフードを持ちながら席を探すのが大変。
  • 非常食レベルの簡単な持ち込みを許可してほしい。
  • 食事制限がある人向けに、栄養成分表示をもっと充実してほしい。

まとめ

東京ディズニーランドとシーでは、「非日常の世界観」を守るため、原則飲食物の持ち込みは禁止されています。しかし、健康上必要な飲食物の持ち込みには柔軟に対応している点は安心できます。

テーマパーク側のルールを尊重しながら、自分自身の体調管理や、楽しい思い出作りのためにも、事前にルールをよく確認し、計画的に準備して訪れることが大切ですね。

ルールを守って、素敵な一日を楽しみましょう!

時事・ニュース
この記事を書いた人
Rouma

日々のニュースやSNSの話題できになることを中心に、感じたことや、役立った情報をお届けしています。

新聞配達、データ入力、動物病院の助手、ペット用品の販売、製薬会社や銀行での派遣事務など、さまざまなお仕事を経験。現在は在宅で事務代行をしながらライターとして活動しています。

小学生の子供と柴犬に癒される日々です。

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