​自転車ママたちの本音『歩道ダメ、車道こわい』…ラブリさんが語った現実とは?

自転車ママたちの本音 『歩道ダメ、車道こわい』ラブリさんが語った現実とは? 教育・育児

2026年4月1日から施行される改正道路交通法により、自転車の交通ルールが大きく変わります。​特に、歩道での自転車走行が原則禁止となり、違反者には反則金が科されることが注目されています。​この改正に対し、モデルでアーティストのラブリさん(白濱イズミ名義で活動)は、自身のSNSで懸念を示しました。​彼女の発言は、多くの自転車利用者や子育て世代の共感を呼んでいます。​


改正道路交通法の概要

警察庁は、2026年4月1日に施行予定の道路交通法改正において、自転車の交通違反に対して青切符を導入し、反則金制度を適用する方針を示しました。​主な違反行為と反則金の金額は以下の通りです。

  • スマートフォンを操作しながらの「ながら運転」:12,000円​
  • 右側通行(逆走):6,000円​
  • 傘差し運転、イヤホン使用:5,000円​
  • 2人乗り、並進:3,000円​
  • 歩道の通行:6,000円​
  • 信号無視、一時不停止、歩行者妨害、過積載など

また、自動車が自転車を追い抜く際には、十分な間隔を確保するか、安全な速度で通行することが義務付けられます。 ​

違反行為の多くは原付(原動機付自転車)と重複するため金額も同額となるとのこと。


ラブリさんの発言と背景

2025年4月25日に自身のThreadsラブリさんは、改正道路交通法に対する疑問を投稿しました。​彼女は、「オカンとして、子と歩く身として、運転する身として言わせていただきたい」と述べ、歩道での自転車走行禁止に対する懸念を表明しました。​具体的には、以下のような点を指摘しています。​

  • 歩道での自転車走行が危険であることは理解しているが、車道を走る際の安全性にも問題がある。​
  • 特に、子どもを乗せた自転車で雨の日に車道を走るのは非常に怖い。​
  • 自転車専用道が整備されていない現状で、歩道走行を禁止するのは現実的でない。​

彼女は、「歩道・車道があるなら自転車道があるべき」と主張し、インフラ整備の必要性を訴えています。 ​


一般市民の意見と課題

一般市民の間でも、歩道での自転車走行禁止に対する賛否が分かれています。​ある調査では、女性の80%、男性の64%が、たとえ歩道走行が道路交通法違反になったとしても歩道を走り続けると回答しています。​特に、子どもを同乗させている場合、その割合は85%に上ります。​

一方で、歩行者からは「歩道を自転車が通るのは怖い」との声もあり、安全性の確保が求められています。​


自転車専用道の整備の重要性

現在、日本の多くの地域では、自転車専用道の整備が不十分です。​そのため、車道か歩道のいずれかを選択せざるを得ない状況にあります。​ラブリさんが指摘するように、整備が進まない中での歩道走行禁止は、利用者にとって現実的でないとの意見が多くあります。​

海外では自転車はどこを走ってる?

海外には自転車専用レーンが整備されている国や地域がたくさんあります。むしろ、自転車先進国と呼ばれる国々では、自動車とは完全に分離された、安全で快適な自転車専用レーンが網の目のように整備されているのが一般的です。

自転車専用レーンが充実している国・地域の例

  • オランダ: 世界的に有名な自転車大国で、都市部だけでなく地方にも広範囲にわたる自転車専用レーン網があります。自転車道(fietspad)は舗装も整備され、標識も充実しており、自転車利用者が安全かつスムーズに移動できるようになっています。
  • デンマーク(コペンハーゲンなど): こちらも自転車に非常に力を入れている国です。自転車専用レーンは幅広く、交通量が多い道路でも安心して走行できます。自転車専用の信号や橋なども整備されています。
  • ドイツ: 都市部を中心に自転車専用レーンが増えています。特に環境意識の高い都市では、自転車利用を積極的に推進しており、インフラ整備も進んでいます。
  • フランス(パリなど): 近年、自転車専用レーンの整備を積極的に進めています。特にパリでは、自転車シェアリングサービスの普及とともに、自転車で移動しやすい環境づくりが進んでいます。
  • シンガポール: アジアの中でも自転車に優しい国として知られています。多くの道路に自転車専用レーンが設けられ、安全に走行できるようになっています。
  • アメリカ(ニューヨーク、カリフォルニア州など): 都市部を中心に自転車専用レーンの整備が進んでいます。特に自転車利用者の多い地域では、より安全な走行空間の確保が重視されています。

これらの国や地域では、自転車は単なるレジャーではなく、通勤や通学、買い物など、日常生活における重要な移動手段として認識されています。そのため、自転車利用者の安全と利便性を考慮したインフラ整備が進んでいるのです。

日本でも近年、自転車専用レーンの整備が進みつつあります。しかし、海外の先進国と比較すると、まだ十分とは言えない状況かもしれません。

自転車の利用促進と安全性の向上のために、今後さらに整備が進むことが期待されます。


まとめ

2026年4月からの道路交通法改正により、自転車の歩道走行が原則禁止となり、違反者には反則金が科されます。

​この改正に対し、ラブリさんをはじめとする多くの自転車利用者や子育て世代からは、安全性や現実性に対する懸念の声が上がっています。​今後、インフラ整備や交通ルールの周知徹底が求められるとともに、すべての道路利用者が安心して通行できる環境の整備が急務となっています。​


ラブリさんのプロフィール

ラブリさん(本名:白濱イズミ)は、1989年11月27日生まれの35歳。白濱亜嵐の姉。​愛媛県出身で、モデルやタレントとして幅広く活躍しています。ファッション雑誌「JJ」の専属モデルとして長年活躍。​また、「白濱イズミ」名義でアーティスト活動も行っており、詩や写真など多彩な表現で注目を集めています。​2019年に結婚し、現在は4歳の娘を育てる母親でもあります。

環境問題や社会問題にも関心が高く、積極的に発信や活動を行っています。

  • 本名: 白濱 愛(しらはま いずみ)
  • 生年月日: 1989年11月27日
  • 出身地: 愛媛県
  • 血液型: O型
  • 身長: 165cm

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この記事を書いた人
Rouma

日々のニュースやSNSの話題できになることを中心に、感じたことや、役立った情報をお届けしています。

新聞配達、データ入力、動物病院の助手、ペット用品の販売、製薬会社や銀行での派遣事務など、さまざまなお仕事を経験。現在は在宅で事務代行をしながらライターとして活動しています。

小学生の子供と柴犬に癒される日々です。

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